ベーゼンドルファージャパンさんで2台のピアノを使用してのマスタークラスを開催しました。
朝から続けて6名。レッスンは公開で聴講者もアリ。みなさん、楽譜を持参で他の方のレッスンを興味深そうに聴いて勉強なさっていました。
参加者のみなさん、アマチュアですが凄くレヴェルが高かったです。(近頃のアマチュアの方々のレヴェルはかなり高くなっていると思います)
みなさん回数を重ねるごとにレヴェルがどんどん上がり、かなり上手くなっているのがとても嬉しいです。
良い楽器を知り触れる事、そして良い音を聴くことは奏者の感受性を育て、技術を向上させ、あらゆる事を豊かにさせるので、多くの方にこの楽器を知っていただきたいと言う願いがあります。
ベーゼンドルファージャパンさんでのインペリアル•マスタークラス、今後も定期開催の予定です。秋からは私の先生もこちらでマスタークラスをなさるそうです。
みなさまとのご縁を楽しみにしています！
しかし、2台のピアノでのレッスンはとてもやりやすいですね。わたしも2人(もはや人)を同じレッスン室に置きたいです！
ところで、動画冒頭に登場するこの子、1900年代初めの頃に産まれた子らしいのですが、ウィーンでの空襲を免れた子らしいです。ウィーンの国立歌劇場（オペラ座）の地下から連れてきたそうです。
もちろん当時のままではなくメンテナンスはかなりされていますが、びっくりするぐらいに良い音がします。まるで宝石みたい！あまりに貴重すぎて値段がつけられないそうな。なんだか惹きつけられる不思議な「魔力」を感じてしまいます。ドキドキ。